そろそろ春
久々の投稿。冬の間はコノフィツムの変化も少ないからね。
今年は例年より寒さが厳しくて、瞬間的にはマイナス4~5℃を記録した。平均で言えばマイナス3℃まで。とりあえず凍害は免れたので良かった。メセンハウスだけは400wの電気ストーブを置いてプラスの気温を維持したけど、特に必要なかったかも知れない。
今、メセンハウス内はこんなふう。赤くなる種類は色鮮やかになってる。小粒で真っ赤なのはローデアエ・サンギネウム。マウガニーは今年は色付きが薄め。10月の日照不足た祟っているんだろうね。緑色のは例年と変わらず・・かな。
冬は外見の変化が少ないとは言っても、内部では着々と新球が育っている。
ペルシダムは親球の半分くらいのところまで新球が育っているのが透けて見える。他の種類も似たり寄ったりだろう。下腹がポッコリ出ているのがチラホラ。
ブルゲリ2歳5ヶ月(2月中旬の写真)。個体によって大きさにかなり差があるね。大きくて赤いのは昨秋植え替えてやった。隣同士がくっついちゃったから・・・。
ブルゲリの新球発達は他のコノより遅いような気がする(今年特にという意味でなく)。カットしてみればすぐに分かるのだけど可哀想だものね。
同上。ブルゲリは逆光で見ると綺麗だなあ。
下は2013年播種(4歳半)
若干失敗(冬の日照不足)があって1年生育が遅れている感じ。
メセンフレーム内のブルゲリ実生(手前)
これは1歳半(2016年播種で昨年秋に移植・・・右手前のランダムに植わっているのは植え替えなし組=最低限の間引きと空きスペースへの移植はしている)80ポットに16苗(一部25苗)植えてあるので1000本以上ある・・・(^o^;) 生えて来たのを全部植えちゃったからなあ。
マウガニーの赤交配
2016年播種の1歳半苗。ほとんどの個体が赤くなった。
マウガニー・アルメニアカムの特に赤くなる産地のもの。
生長が遅い感じなのでどうしたものか・・・。
赤くなるといえば、ペルシダムのルブラムも置き場所によって発色が違うんだよなあ・・。
日照がやや弱い場所の方が鮮やかな赤色になる。陽射しが強いと茶色っぽくなってしまう。生育にはどちらが好ましいのか?
あと、この種類で問題なのは徒長しやすいこと。丈が低い個体を実生選抜できるのかどうか。
しかし自家受精による弱体化も防ぎたい。稀に自家受精した種子が採れるけど、ホント生育が遅い。ただ、全て真っ赤にはなる。
自家受精では先が知れているので、一旦他のネオハリーの花粉をかけて樹勢を戻す。
昨年は‘メタリカ’をかけたものを播種
生育はとても良いけど、当然のように全部緑色になった。数年後にシブリングして赤を復活させる。
カルクルス
2015年播種の2歳半
大きなのは直径1.5cm